ここ数年、土砂災害などの自然災害がとても多く起こっています。
台風などの大雨によるもの、地震によるもの。原因は様々ですが、その原因の中に森林放置も大きな要因のひとつになっているのはご存知でしょうか?
森林放置になると、森林の間伐などの手入れが充分されず荒廃していきます。
荒廃した森林は、下刈りや間伐がされていない為に山の地表に日光が届かず、草木の根がはらないため土が痩せていきます。このような状態だと大雨や地震の被害を受け、土砂災害を受けやすくなってしまいます。
では、なぜ荒廃した森林が増えてしまったのでしょう。
それは外国から安い木材が入ってきたこと、家や家具、資材として日本の木材が使われなくなってきたから、と言われています。
今の時代は
木を育てても売れない→森林の手入れをしても無駄→山で働く人が減る→森林の手入れが出来ない→森林放置
と悪循環になってしまっています。
コアー建築工房は、この悪循環を食止め、日本の森林または環境を守りたい。そう考えます。
地域の国産材(紀州材)を使い、環境に優しいお家作りを目指します。
国産材にこだわる理由、木の家にこだわる理由がこんな深い所にあったとは、正直なところ、入社するまで知りませんでした。
そして今、日本の木材供給率(利用料)は平成14年を底に増加傾向にあります。木材自給率も上昇傾向で推移しています。
それはコアー建築工房のような思いの企業が増えたり、または国全体として色々な施設の木質化をはかったり。
国産材の需要が拡大されている証拠です。
コアー建築工房はこれからも自然を愛する企業として、社会に貢献します。
(早川)