先日、家族で広島県宮島市の老舗旅館『岩惣』に行ってまいりました。
岩惣は江戸末期から約160年の歴史があるそうで、
ロビーには伊藤博文の書道が飾ってあったり、
過去の歴代天皇や、歴史の教科書で見たことのある名前の方の写真がたくさん飾られていました。
今回本館から少し歩いたところにある離れに宿泊させて頂きました。
離れの客室は大正から昭和かけて造られ一室一棟の平屋建ての客室で
火灯窓や欄間・格子・床柱といった細部の意匠をみると
当時の職人さんの想いや技術がいかに素晴らしいものなのかがわかり
伝統建築にふれる事ができ良い体験をさせていただきました。
やはり昔の建築物なので室内は暖房が必須でしたが、
過去にタイムスリップしたような不思議な感覚になりました。
時代を超えても受け入れられる建物。
コアー建築工房の家もそんなお家になる様がんばっていきたいな。と
気合いを入れれたとても充実した旅となりました。
(吉瀬真)
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