私たちの家づくり

京町家を学ぶ

昨日町家を訪れる機会がありました。

車が入れない路地を歩きます。

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長い間住居としては使われていなかった町家をリノベーションする会社が増え、外見は古くとも水廻り設備が一新された内部は新築そのもの。

 

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うなぎの寝床と呼ばれるくらいなので奥に長く間口は狭くLDKの幅が1800mmしかないのには驚きました。

京間(985mmモジュール)なので関東間(910mm)より広いとはいえ家具の配置を考えたら…、住めないです。断熱材を入れてても足元寒い!

現在南向きの部屋に住んでいるので坪庭しか光が入ら無いというだけでも部屋に中に居たら気が滅入りそうです。

当社がプランで重要視している風が抜けること、光が居室に入ることの大切さを感じました。

町の区割り上(碁盤の目)西と東にベランダ・開口がある家がほとんどで建物がひしめき合っています。

よって朝日しか入りません。お布団は景観上ベランダにかけてはいけません。何ということでしょう…。

 

北向きベランダもたまにありますが、直接日が入る事は期待できないので五山が見えるというのが良い点でしょうか。

北・東・西に山が連なっている盆地ゆえ南向きには風景というものはありませんが、それでもお日様が入る部屋がやっぱりいい。

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出格子かっこいいな。

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(松永ちほ)