暑さを実感させる代名詞をブログの題材に取上げること今季4回目!
夏です。
先日のあおばの家は良いお天気で良いお洗濯日和。
夏の日差しで布団も干したそばから勢いよく乾き出しました。本当に暑い夏。
暑さはセミ達にも影響を与えているようで。
地元和歌山を出て、大阪に来てからというもの毎年夏になるとクマゼミばっかり見かけています。
この日、あおばの家の一番近くで鳴いていたのはアブラゼミでしたが、本当にクマゼミはどこに行っても驚きの数なのですね。
“ミンミンゼミ、ニーニーゼミはいったいどこにいるの?”
毎年思います。心配になります。関西圏の認識は“セミと言えばクマゼミ”が一般的となってはいないか、と感じてしまいます。
セミにも順番があって、夏の始まりはニーニーゼミ→次はクマゼミ、アブラゼミ。そして夏の終わり近づくとツクツクホウシの音が目立ってくる。そうなっていました。
熱心なセミハンター時代の私の記憶だって確かにそうなっています。
ミンミンゼミは、アブラゼミやクマゼミと比べると暑さに弱いのだそう。
現在のクマゼミの大発生も都市部のヒートアイランド現象や地球温暖化の為だなどと聞きますが、
今は私の田舎、和歌山にもクマゼミの波が押し寄せてきてるのを感じています。
今年も畑や庭で、たまーーに小さいセミの抜け殻を見かけるものの、(ニイニイゼミはちっちゃくて泥がついていて白いやつ。)
成虫の姿は昔のように(十数年前くらい)容易に拝むことができません。(鳴声も)
そうです、昔と言えば私にとってクマゼミ・アブラゼミはむしろレアな存在でしたし。
ミンミンゼミ…。彼らの、それこそ ミーン ミーン・ニーニーゼミの ニー ニー が響く時はもう訪れないのでしょうか…。
ジジジジジー ジャワジャワジャワ が夏の音になってしまうの!?それでいいのでしょうか。
責める相手はクマゼミ達ではないのは重々解っているのですが、ミンミンゼミの奏でる音が身近で聞けなくなったのだとしたら、その代償はきっと大きい、それくらいきっと切ない現象。
と、年々最高気温を更新する夏を向かえ、増え続ける彼らを見ては、こんなもどかしい思いを募らせるばかりです。
(田村)