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狭小地の町屋風の家

Narrow Space Machiya

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プライバシーを守る木の格子。
広々と使える玄関土間。
2階まで伸びる木が育つ坪庭。

広々としたリビングは窓を大きくとりデッキまで続くような奥行きを感じる空間に。

広がりと奥行きが計算された町屋のような素敵なお家にお伺いしました。

2003年4月 竣工

  • ■ 延べ床面積:86.00㎡(26.01坪)

狭小地でも町屋のような佇まい

新しい土地を探していたんですが、なかなか見つからなくて…。
それならこの土地で建て替えをしようということになりました。

敷地の形状や面積からすると、3 階建てにするしかないと考えていましたが町屋みたいに雰囲気の良い家がいいなというイメージを元に家づくりをスタートしました。

外の格子は、プライバシーも守れる外観のアクセントになっています。
視線が切れる高さ・目線を遮る角度はどこまでか…というのを設計士さんとかなり打合せしました。

完成した黒の外壁と木部のコントラストが効いた外観は本当に気に入っています。

憧れの土間と坪庭、木のこだわり

初めに、土間玄関と、坪庭があって…とイメージだけを口頭で伝えたら、コアーさんがぽんぽんとイメージをプランにしてくれました。

式台に使っている木はもみの木で、奈良の材木屋さんに選びに行きました。
本当はもっと薄くて手ごろなものを見ていたのですが、監督や大工さんと打合せしていくなかで、存在感のあるもみの木に決まりました。

キッチンの長椅子など、切れ端も無駄なく使ってくれて大工さんの心配りがたくさんあって嬉しかったです。

実は最初はキッチンが2 階ということに抵抗があってかたくなに1階がいいと思っていたんです。
ですが、プランをたててもらったり、見学会に参加したりするうちに2階のほうが陽も入り、風も通るのでいいのかなと思い始めました。
あと、コアーさんの階段はすごく上りやすいので、これだったら2 階がキッチンでも大丈夫と思いました。

奥行きを感じる空間を演出

家の中に広がりが欲しかったんです。
コアーさんにそれをお願いしたところ、階段の壁をガラスにしたり食器棚は鏡貼り、梁組は縦のラインに流れるように作ってくださいました。

リビングの外にはデッキが続き、広さと奥行きの効果が出るように作られています。
敷地は前と全然一緒なのに全然広さは違う風に思えます。

シンボルツリーは最初、植えるつもりじゃなかったんです。
ですが木は一本植えた方が絶対いいです!
との提案で、このエゴノ木を植えてもらいました。

この木がちょうど2 階に生えだしてきているというのもあるんで、冬場はクリスマスツリーみたいに子どもの目線で飾りつけが出来るんです。

しかも落葉樹なので夏は茂って日差しを遮り、冬は太陽の日差しを届けてくれますし…。
白い花も咲いて、季節を感じさせてくれるのがいいですね。

住んでみて、本当に満足しています。
家族4人でこの家と楽しく暮らせたらなあと思っています。

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