
広々としたウッドデッキ。
家族の息遣いを感じられるロフト。
吹き抜けの代わりにと提案したキャットウォークは今では旦那様のお気に入りの空間に。
子どもがのびのびと育てられる京都の隠れ家のようなお家へお伺いしました。
2009年3月 竣工
- ■ 延べ床面積: 95.47㎡(28.93坪)












イメージを少しずつ形に
最初は「家が欲しい」という漠然な思いだったんです。
その思いをより具体的にするために色々な展示場を見て回っていました。
見て回るうちにだんだんとおぼろげだった願いから「子供が伸び伸び育つような家がいい」「ぬくもりのある木の家にしたい」とより具体的なイメージを思い浮かべるように
なっていったんです。
いろんな業者を比較検討した結果、考え方に共感したコアー建築工房さんにお願いしようということになりました。
実際にプランを煮詰めていくとさらに「ああこうしたい、こうしたい」とやりたいことがたくさん膨らんでいきました。
アクセントはキャットウォーク
特にこだわった部分は3つありました。
1つめはウッドデッキ。
野球が趣味なので、素振りが出来るスペースをお願いしたんですが、夏に子どもと水遊びができるなと想像が膨らむ素敵なスペースにしてくれました。
2つめはロフトスペースです。
家族の息遣いが感じられる隠れ家のような場所をお願いしました。
階下が見渡せる作りにしてくださったので子どもが遊んでいるところも眺められるのがいいですね。
お気に入りのソファーを持ち込んで本を読んだりくつろいだり、自分の時間を楽しんでいます。
3つめは吹き抜けです。
子どもの頃から憧れていたんですが、土地の大きさや予算面から断念したんです。
ですが、コアーさんは代案としてキャットウォークを提案してくださいました。
吹き抜けじゃなくてもこれで十分、というより逆にこっちのほうが良くて惚れこんでしまいました。
来ればわかる「いい家」
土地探しでこだわったのは「緑がある場所」ということ。
おかげで雑木林の緑を背に、小川が流れるような風情ある土地を見つけることができました。
まるで京都の山手に旅行に来ている気分を味わえるのが気に入っています。
知人らに「どんな家?」と尋ねられるんですが、豪邸じゃないけれど、すごくいい家。
来てくれれば絶対に分かる、と返しています。
実際に家を訪ねて来た人は、みんな「そういうことか」と納得して帰ってくれますね。
この家で生まれ、育ちたかったと思えるほどの素晴らしい家になって、本当に嬉しいです。
だから娘はきっと喜んでくれると思います。