
玄関から庭までのウォークスルー。
光を取り込みやすいように工夫されたリビング。
デッキから見える植栽スペースはフラットにすることでより家全体の一体感を感じることができます。
自然や環境への優しさを感じられる緑豊かなお家へお伺いしました。
2008年4月 竣工
- ■ 延べ床面積:89.04㎡(26.93坪)






環境を考えた家づくり
もともと環境にかかわる仕事をしていたので自然やエネルギー問題への関心は高かったですね。
家を建てようと太陽や風を取り入れた家について調べている中でコアー建築工房の存在を知りました。
展示場や見学会に足を運んで、コアーさんの家造りを体で感じられたのはいい体験でした。
何より、コアーさんは輸送に使うエネルギーが少ない地元地域産の木を使っていて、家自体も風の吹き抜けを考えなるべくエアコンを使わない設計にするなど、自然や環境に配慮されているところが自分の理念にも適っていましたね。
新しい家で夏本番を迎えるのはこれからですが、蒸し暑い日でも、家に入ると涼しく感じるのですでに少しずつ家の良さを肌で感じています。
もちろんこだわったのは、環境への配慮だけではありません。
住まいへのこだわりも、コアーさんにお伝えしました。
デッキの植栽は京都の「坪庭」をイメージした主人お気に入りの空間です。
リビングとデッキと植栽スペースをフラットにすることで、より内と外との一体感が生まれると、設計段階でご提案いただき、仕上がりも大変満足しています。
カエデなどの種類の庭木を植え込んだしつらえは、リビングスペースから季節の移ろいと安らぎを感じることができる空間になりました。
まだまだあぁしたい、こうすればよかったと思うところはたくさんありますが住み始めたばかりなので、これから少しずつ自分の理想に近づけるように良くしていきたいですね。