
古い洋館を思わせる大きな入口の壁。
五角形の土地を生かした石畳の玄関スペース。
太陽の光をたっぷり取り込む大きな窓。
アーチやレリーフがちりばめられた壁はやわらかな雰囲気で部屋に自然のあたたかみを感じさせます。
ご夫婦のあこがれを形にした外国の映画を思い浮かべる素敵なお家へお伺いしました。
2010年2月 竣工
- ■ 延べ床面積: 116.13㎡(26.71坪)









完成見学会がもらたす新しい出会い
子どもたちが大きくなって「もう一部屋ほしいな」と思ったのが家を建てるキッカケでした。
たまたま参加した家の完成見学会がコアーさんだったんですがそこで嫁がすごく印象に残った、すべてが良かったとすっかり気に入ってしまったんです。
その後展示場にも足を運びましたが、そこもやはり落ち着いた雰囲気でおしゃれだったのでフィーリングが合うと再確認し、コアーさんに決めましたね。
強いあこがれをひとつずつ形に
最初に強く憧れていたイメージを2つ伝えました。
ひとつは「昭和30年代のお医者さんの室内や昭和初期から続いている弁護士事務所のような古い洋館のイメージ。
もうひとつは室内にいるのか、森の中にいるのかわからないような雰囲気です。
その要望を見事に実現してくれたんですが五角形で変則的な敷地をすっぽりと覆うかのように洋館風の壁を建てるという斬新な提案にはびっくりしましたね。
リビングやダイニングにもこだわりがあったんですがなかなか言葉にして伝えるのが難しかったので、住宅雑誌で気に入った写真を切り取って見せていました。
コアーさんが「ではこんなふうで」とイメージを返してくれてキャッチボールをしながら互いのイメージをすり合せていきました。
楽しく料理ができるようにと、キッチンが明るくなるような間取りもお願いしていました。
スムーズに動けるような導線にもこだわりましたね。
おかげでとても料理がしやすいです。
ほかにも太陽の光をたっぷりと取り込んでくれる窓とそこから見える景色がお気に入りです。
頭に描くだけだった絵を、想像した以上の形で実現してくれました。
しあわせな明るい悩み
半吹抜けのダイニングの上に子供たちの部屋と寝室あとはロフトを備えた旦那の書斎があるんですがこれらは全てコアーさんからご提案いただいた間取りです。
人の気配を感じるところがいいなと感じていますね。
あと炭を埋設してイヤシロ化もしているんですが木の香りのヒーリング効果もあってか、旦那は体が浄化されている気分で体調もすこぶるいいみたいです。
何も困ることがなく、100点満点なんですが家が広くなった分掃除がちょっと大変になりましたね。
※イヤシロ化とは?
快適で居心地の良い空間=イヤシロチを人工的に作る手法のことです。