
階段が印象的な玄関。
家のアクセントになっている障子付きの丸窓。
窓から見えるのは大切に育てているぶどう畑。
バリアフリーでスムーズに動ける室内は息子のためを想った親の愛情。
ご夫婦のお気に入りがたくさんつまった素敵な平屋へお伺いしました。
2010年7月 竣
- ■ 延べ床面積: 289.57㎡(74.61坪)









息子のためにバリアフリーの家を
もともと家には興味があって、結婚前からよく二人で住宅展示場に出かけていたんです。
結婚後すぐに家を建てたかったんですが、資金的な問題もあったので、自分たちが思い描く理想の家のイメージをよくノートに書きためていましたね。
いつか家は欲しいなと話していたのですが、上の息子が少し障害を持って生まれてきたのもあって、マンションに住んでいました。
ですが、息子の為にバリアフリーの家を建てたいと考えるようになったんです。
コアーさんにお願いしようと思ったのは北側からみた家の雰囲気や、天井が高くて明るく開放感のある室内などコアーさんの設計プランが気に入ったからです。
私たちのイメージ全体を捉えた設計で、ひとつひとつ丁寧に設計の意図などを説明してくれたので
納得して進めることができましたね。
展示場のアイデアをいいとこ取り
家を建てる際にまず思っていたのは『顔のある家』です。
アクセントのある外観などの特徴があって、この人の家だなとわかるものが良かったんです。
私はキッチンにこだわりましたね。
子ども達がどこに居ても見えるようにキッチンからすべての部屋が見渡せるようにお願いしました。
完成後は、窓からぶどう畑も見渡せて気持ちよく家事が出来ています。
家の細かい部分にもいろいろとお願いをしましたがコアーの完成見学会へ出掛けた際に見かけたアイデアをちょっとずつ良いとこ取りしたものです。
コアーさんの本社にあった障子付きの丸い窓も、子どもの机を作ってくれた会社にあったトイレの扉も、ひと目見て気に入って採用しました。
100点満点の家を目指して
家が完成してだいたいは満足していますが、最初から満足だと伸びしろがないので、80~90点ですね。
じっくりと時間を掛けて100点の家を作り上げていきたい。
生活の工夫の部分なので、これから長く住んでいくうちに、自分なりに住みやすい家にしていけたらと思っています。
まだまだ、家づくりは始まったばかりですね。