先日、和歌山県田辺市にお施主様の大黒柱を選びに行ってきました。


紀州の木々は急峻な山々にあり、遠くに見える海が白浜の海岸白良浜です。

山には重機が入る道がないので、ショベルカーで地面を締固め、道を切り開いていきます。



木と木をワイヤーでひっかけて、重機を据え付け、切った木をつるして運びます。
言葉で説明が難しいですが、今回のツアーでは、その様子がよくわかりました。

切り出した後は、苗木を植林します。
再生可能なエネルギー、それが国産材です。
新たな苗木を植えることで、山が活性化されます。
また地に根強い根っこが生えることで、土砂災害も防いでくれます。
植えた苗木をシカに食べられないように、防護ネットが山に張り巡らされます。
木の成長が、60年~120年
次の次の世代にエネルギーを残すために、山の職人さんたちが険しい山々で働いている
姿を見させて頂きました。
切り出された木々が市場に集められます。


1本1本 セリに出されるため、陳列されています。
市場の垣本さんに、木々の説明、年輪の見方、セリのやりかたなど説明をしていただきました。


集めれた木の中に、長さ13mの杉材が・・・
かなめ君に寝てもらって、木の長さわかりますでしょうか??
社寺仏閣につかう横架材(梁材)として出荷します。
この長さを加工できる材木屋さんは少ないです・・・が!!
伸栄木材さんでは加工ができるんですね~
最後に製材所 伸栄木材さんの見学に伺いました。


木材の加工技術、乾燥技術、そしてお待ちかねの
大黒柱 選び
山から切り出された木々がお家に使われる工程を見て頂き、
お子様たちにも楽しんでもらえた様子でよかったです。
こうしてできたお家の見学を3/12・13(土・日)
堺市中区東山 会社近くで完成見学を行います。
皆様のご来場お待ちしています。
(上垣内)

大阪で自然素材・国産材等、環境に配慮した注文住宅の木の家を建築するならコアー建築工房にご相談下さい