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茅刈り in淀川河川敷

日本の住宅は戦後大きく変化しました。

自然にある素材だけでお家が造られていた時代・・・

木がふんだんに使われ、屋根は茅葺き、壁は土壁、土台は石、障子に襖は和紙、畳はいぐさ。

そんな日本の誇るべき文化が育んだ建築の知識・知恵がつまった歴史を、そのままの形で

次の世代にも見てもらうことができるように・・・と、学生時代に【古民家再生プロジェクト】に参加していました。

私自身このお家から学んだことが、今の自分に大きな影響を与え続けてくれていると感じています。

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沢山の方のご協力と、学生が6代目と続いてくれ、今では右のようになっています。

   過去ブログはこちら 2012年   2011年 

この屋根材の【茅】を刈りに行ってきました!!in淀川河川敷  スカイビルを眺めながらの作業でした。

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自分より背の高い茅を刈るため・・・!

まずは、茅刈りの【鎌】を研ぐところから教わり、刈り方、束ね方まで教えてもらいました。

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どうでしょう!?なかなかいい感じにできました!

30人ほどで、半日ワイワイいいながら(私は結構モクモクと・・・)   200束!!

これが、また屋根材となります。タダで、生産時のCO2もゼロ!

P9110034 屋根の上での作業はこんな感じ。

家づくりに対するエネルギーは膨大です。壊すことも膨大なエネルギー(CO2)を排出してしまいます。

だからこそ、永く愛され続け出来る限り自然のモノを使いたい・・・自然に優しいことは体にも優しいです。

理屈ではなく、体で感じたい方はぜひ田深までお声がけください!

(田深)

sakagami kitamura


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