日本の住宅は戦後大きく変化しました。
自然にある素材だけでお家が造られていた時代・・・
木がふんだんに使われ、屋根は茅葺き、壁は土壁、土台は石、障子に襖は和紙、畳はいぐさ。
そんな日本の誇るべき文化が育んだ建築の知識・知恵がつまった歴史を、そのままの形で
次の世代にも見てもらうことができるように・・・と、学生時代に【古民家再生プロジェクト】に参加していました。
私自身このお家から学んだことが、今の自分に大きな影響を与え続けてくれていると感じています。
沢山の方のご協力と、学生が6代目と続いてくれ、今では右のようになっています。
この屋根材の【茅】を刈りに行ってきました!!in淀川河川敷 スカイビルを眺めながらの作業でした。
自分より背の高い茅を刈るため・・・!
まずは、茅刈りの【鎌】を研ぐところから教わり、刈り方、束ね方まで教えてもらいました。
どうでしょう!?なかなかいい感じにできました!
30人ほどで、半日ワイワイいいながら(私は結構モクモクと・・・) 200束!!
これが、また屋根材となります。タダで、生産時のCO2もゼロ!
家づくりに対するエネルギーは膨大です。壊すことも膨大なエネルギー(CO2)を排出してしまいます。
だからこそ、永く愛され続け出来る限り自然のモノを使いたい・・・自然に優しいことは体にも優しいです。
理屈ではなく、体で感じたい方はぜひ田深までお声がけください!
(田深)