空中を飛ぶ茶室・・・。
普段見る建築からは、あまりにかけ離れたセンスのもので、少しスケールアウトする感じがしました。
藤森照信さんの建築にふれる機会を得ました。
雑誌ではよく見かけますが、実物を見るのは初めてでした。時間制でしたが、内部にも入れていただきました。
ちゃんと茶釜があり、なにか落ち着く感じがありました。すこし、いやかなり揺れましたが、空中を意識するには十分でした。
また、神長官守矢史料館という博物館。
藤森さんの御実家の近くにあるそうで、プロポーションは廻りの環境にあっていました。
何気なく、窓から見える景色、いや切り取られた風景もきれいだ、と写真を写してみる。
向こうに、何か不思議なものが写りました。これももしかして、あの・・・。空中に浮かぶ茶室。
そう、藤森さん御自身の茶室だそうで、人に作ってみたらどうしても自分のが欲しいと建てられたものだそうです。
子供の頃の創造性を大切にしてる作品だな、と感じた一方、自然を人と結びつける環境としての建築のとらえ方は、さまざまな技術が発展する反面、なにか大切なものを忘れている自分がいることに気がつきました。
そして、ひょこっと藤森さんにお会いできたのも思い出のひとつになりました。
ありがとうございました。
(西)